2018年の青春アドベンチャー放送作品一覧 - 時期別(青春アドベンチャー)

0 Comments
【2018年に放送された青春アドベンチャーの総括】  

2018年1月8日に「月下花伝 時の橋を駆けて」でスタートした今年のNHK-FM青春アドベンチャーは、12月28日に放送終了する「フランケンシュタイン」の再放送で1年が締めくくられることになりました。
12月は「リテイク・シックスティーン」・「フランケンシュタイン」と再放送が続きますので、初出作品は11月の「ギルとエンキドゥ」が2018年最後だったことになります。
12月に新作が放送されないのは公式ページが作られた2002年以降では初めてです。
少し残念ではありますが、年間を通してみると初出作品は20作品・140回とまずまずの分量。
特に20という作品数は1997年(21作品)以来の多さです。
その割に回数がいまいちなのは全5回の短めの作品が多かったからではありますが、何にせよまずは満足すべき制作ペースであり、スタッフには感謝しかありません。
さて、例年どおり、これら2018年の新作について当ブログでつけた格付けとともに示します。

番号 放送時期 回数 作品名 格付け
1 1月8日~1月12日 5 月下花伝 時の橋を駆けて A
2 1月29日~2月16日 15 毒見師イレーナ A+
3 2月19日~2月23日 5 ハリネズミの願い B-
4 3月5日~3月9日 5 カーミラ A-
5 3月12日~3月23日 10 時砂の王 AA+
6 3月26日~3月30日 5 メゾン・ド・関ケ原 B
7 4月2日~4月13日 10 王妃の帰還 A+
8 5月7日~5月18日 10 蒼のファンファーレ AA-
9 6月4日~6月15日 10 夜露姫 B+
10 7月2日~7月6日 5 さよなら、田中さん AA
11 7月23日~8月3日 10 火喰鳥 羽州ぼろ鳶組 AAA
12 8月20日~8月24日 5 なにわ純情ナイトメア B-
13 8月27日~9月7日 10 暁のハルモニア A
14 9月10日~9月21日 10 カムパネルラ B
15 10月8日~10月26日 15 武揚伝 AA
16 11月5日~11月16日 10 ギルとエンキドゥ B

実は前年の2017年はオリジナル脚本の長編が1作品もないという近年では稀な年でした。
2018年はその反動からか4作品(「メゾン・ド・関ケ原」、「なにわ純情ナイトメア」、「暁のハルモニア」、「ギルとエンキドゥ」)も書き下ろし脚本の作品が制作されました。
同人小説家にオリジナル脚本を書かせる(「暁のハルモニア」)などチャレンジングな企画も多く、当ブログへのアクセス数やtwitterの反応を見ると「暁のハルモニア」や「ギルとエンキドゥ」には一部、熱狂的な支持があったようにも見受けられます。
制作側の工夫が実を結んだと言って良いと思います(本年のアクセス数ランキングは別途、記事にします)。
ただ、個人的にはやはり原作付きの作品の方が印象が強いように感じます。
一番はやはり「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」(演出:真銅健嗣さん)。
ここ数年、本ブログでは「オリガ・モリソヴナの反語法」(2016年)、「また、桜の国で」(2017年)など、近現代の史実を下敷きにしたシリアスな作品に高格付けを付けてきており、「火喰鳥」のような純粋なエンターテイメント作品に"AAA"を付けたのは久しぶり。
やっぱり青春アドべンチャーはこうでないとね。
また、その他の個人的ベスト5は順に、「時砂の王」(演出:木村明広さん)、「武揚伝」(演出:藤井靖さん)、「さよなら、田中さん」・「蒼のファンファーレ」(演出:吉田浩樹さん)であり、特定の演出家に偏っていないのもとても好ましく感じました。
なお、このうち「蒼のファンファーレ」は2017年に放送された「風の向こうへ駆け抜けろ」の続編。
今年の作品の中では是非「ぼろ鳶組」の続編を制作していただきたい!
今村翔吾さんによる原作も続々とシリーズが刊行されているようですしね。
あっ、でも昨年放送の「タイムライダーズ」の続編もまだだしなあ…(注:…と書いた直後に2019年の1作品目が「タイムライダーズ 紀元前6500万年からの逆襲」と発表されました。)

一方、2018年に放送された再放送作品は11作品。
「アーカイブ枠」(20年以上前の作品の再放送)は「BANANA・FISH」でした。
この再放送はやはり同作のアニメに併せた措置と思われます。
2018年はこの「BANANA・FISH」のほか、「旅猫リポート」(実写映画化)や「フランケンシュタイン」(原作者の人生を追った映画「メアリーの総て」の公開)なども便乗系の再放送でした。
なお、この2018年の4月から青春アドベンチャー放送開始以来初めての放送時間の変更があり、21時15分スタートとなっています。

関連記事

★本文内のリンクについて★
本ブログは、紹介したラジオドラマからスタートして、関連している作品、していない作品、原作などの様々な作品に興味を持っていただきたいと思い、本文の随所にリンクを設置しています。
なお、アマゾンの画像リンクについてはこちらのご注意事項もご参照ください。

Hirokazu
Posted byHirokazu

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply