2004年の青春アドベンチャー放送作品一覧
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Hirokazu
【2004年に放送された青春アドベンチャーの総括】
2004年に青春アドベンチャーで初回放送された作品は下表のとおりです。
本ブログでは、2013年4月に紹介した「ミヨリの森」から始まり、2017年10月20日に記事をアップした「しゃばけ2」ですべての作品の紹介を終わりました。
「すべて」と言ってもわずかに9作品・100回。
15話ものが3作品もあるので回数は極端には少なくありませんが、作品数は翌2005年と並び、2008年に次いで2番目の少なさです。
番組がスタートした1992年以降、少なくとも13作品・140回(2000年)以上を保ってきた青春アドベンチャーですが、この前年の2003年に12作品・120話と過去最低を記録していました。
そして翌2005年も9作品・80回。
新作が放送されない時期は再放送作品が放送されていたわけで、新作制作という面では暗黒期のひとつだったといえると思います。
ただ、作品内容的に見るとまた別の面も見えてきます。
2回に分けて全30回で放送された「赤と黒」(第1部は2月、第2部は6月に放送)は、スタンダールの名作が原作という点はさておいても、高橋和也さん、橋爪功さん、麻生祐未さん、遠山景織子さん、津嘉山正種さんなどの好演でみるべきところの多い作品でした(かなりドロドロの恋愛ストーリーでしたが)。
また、勧善懲悪のストーリーながら巧みな展開で個人的にかなりポイントが高かった「スピリット・リング」や、人気シリーズの第2弾でショートストーリーであることにより却って締まった内容になっている「しゃばけ2」もなかなかの出来です。
その他、「性春アドベンチャー」として一部で根強い人気を誇る(?)「渚にて」もあります。
さらに、この年以降、青春アドベンチャーの年初の名物として定着するタイムスリップシリーズの第1弾「タイムスリップ明治維新」が放送されたのもこの年でした。
このブログでつけた格付けについても、AAAを5点、Cを1点として採点した場合の平均点が3.56点(概ねAA-相当)と空前の高さです。
内容面では(少なくとも私の趣味趣向から見ると)充実の一年だったといえます。
なお、この年は年末恒例の干支シリーズ「今夜はバードいこう!」の後にも青春アドベンチャーが放送されました。
放送されたのは「不思議屋薬品店」の中から6話分(第3回・第4回・第5回・第7回・第8回・第10回分)なのですが、何と12月29日~31日の、しかも0:30~、0:45~、1:30~、1:45~という深夜に放送されたようです。
2008年12月22日に「不思議屋図書館」のうちの1話が放送されたり、2009年に「アクア・ライフ」のうちの2話が12月21日・22日にかけて放送された事例はあるのですが、これは通常の放送時間。
年末の深夜に別枠で放送されたのは、なかなかの椿事だと思います。
★本文内のリンクについて★
本ブログは、紹介したラジオドラマからスタートして、関連している作品、していない作品、原作などの様々な作品に興味を持っていただきたいと思い、本文の随所にリンクを設置しています。
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2004年に青春アドベンチャーで初回放送された作品は下表のとおりです。
番号 | 放送時期 | 回数 | 作品名 | 格付け |
---|---|---|---|---|
1 | 1月5日~1月16日 | 10 | タイムスリップ明治維新 | A |
2 | 2月9日~2月27日 | 15 | 赤と黒(第一部) | AAA- |
3 | 3月29日~4月9日 | 10 | しゃばけ2 | AAA- |
4 | 4月12日~4月23日 | 10 | オーデュボンの祈り | B+ |
5 | 6月28日~7月16日 | 15 | 赤と黒(第二部) | AA+ |
6 | 8月2日~8月20日 | 15 | スピリット・リング | AAA- |
7 | 8月23日~9月3日 | 10 | 渚にて | AA+ |
8 | 11月15日~11月26日 | 10 | ミヨリの森 | B+ |
9 | 12月20日~12月24日 | 5 | 今夜はバードいこう! | B |
本ブログでは、2013年4月に紹介した「ミヨリの森」から始まり、2017年10月20日に記事をアップした「しゃばけ2」ですべての作品の紹介を終わりました。
「すべて」と言ってもわずかに9作品・100回。
15話ものが3作品もあるので回数は極端には少なくありませんが、作品数は翌2005年と並び、2008年に次いで2番目の少なさです。
番組がスタートした1992年以降、少なくとも13作品・140回(2000年)以上を保ってきた青春アドベンチャーですが、この前年の2003年に12作品・120話と過去最低を記録していました。
そして翌2005年も9作品・80回。
新作が放送されない時期は再放送作品が放送されていたわけで、新作制作という面では暗黒期のひとつだったといえると思います。
ただ、作品内容的に見るとまた別の面も見えてきます。
2回に分けて全30回で放送された「赤と黒」(第1部は2月、第2部は6月に放送)は、スタンダールの名作が原作という点はさておいても、高橋和也さん、橋爪功さん、麻生祐未さん、遠山景織子さん、津嘉山正種さんなどの好演でみるべきところの多い作品でした(かなりドロドロの恋愛ストーリーでしたが)。
また、勧善懲悪のストーリーながら巧みな展開で個人的にかなりポイントが高かった「スピリット・リング」や、人気シリーズの第2弾でショートストーリーであることにより却って締まった内容になっている「しゃばけ2」もなかなかの出来です。
その他、「性春アドベンチャー」として一部で根強い人気を誇る(?)「渚にて」もあります。
さらに、この年以降、青春アドベンチャーの年初の名物として定着するタイムスリップシリーズの第1弾「タイムスリップ明治維新」が放送されたのもこの年でした。
このブログでつけた格付けについても、AAAを5点、Cを1点として採点した場合の平均点が3.56点(概ねAA-相当)と空前の高さです。
内容面では(少なくとも私の趣味趣向から見ると)充実の一年だったといえます。
なお、この年は年末恒例の干支シリーズ「今夜はバードいこう!」の後にも青春アドベンチャーが放送されました。
放送されたのは「不思議屋薬品店」の中から6話分(第3回・第4回・第5回・第7回・第8回・第10回分)なのですが、何と12月29日~31日の、しかも0:30~、0:45~、1:30~、1:45~という深夜に放送されたようです。
2008年12月22日に「不思議屋図書館」のうちの1話が放送されたり、2009年に「アクア・ライフ」のうちの2話が12月21日・22日にかけて放送された事例はあるのですが、これは通常の放送時間。
年末の深夜に別枠で放送されたのは、なかなかの椿事だと思います。
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