DINER(ダイナー) 原作:平山夢明(青春アドベンチャー) - 格付:B

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作品:DINER(ダイナー)
番組:青春アドベンチャー
格付:B
分類:活劇
初出:2013年2月25日~3月8日(全10回)
原作:平山夢明
脚色:ますもとたくや
音楽:内山修作
演出:小島史敬
主演:原田夏希  

普通のOL・オオバカナコ(30歳)は「組織」の人間に穴を掘らされていた。
もうすぐ殺される自分を埋めるための穴。
穴を掘ることを拒否すれば今すぐ殺される。
穴を掘り続ければ掘り終わった後に殺される。
まさに絶体絶命。
生き残るために必至で考えた末にカナコが叫んだ言葉は「私は料理が得意なんです!」。
結局、一命を取り留めることができものの、「組織」が次にカナコを連れて行ったのは、やってくる客がなぜかすべて殺し屋という「組織」が経営する定食屋「キャンティーン」だった。
その店でカナコが与えられた役割は店で8代目のウエイトレス。
前任者は7人とも粗相をしたために殺されたという。
もちろん店から逃げ出しても殺される。
またまた絶体絶命のピンチに陥ったカナコ。
彼女の運命はどっちだ。

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平山夢明さん原作の小説をもとにしたラジオドラマです。
作品の粗筋は上で書いたとおりですが、何ともジャンル分けが難しい物語。
基本的には、地下食堂に入れ替わりやってくる殺し屋たちと、殺し屋シェフ・ボンベロ&ウエイトレス・カナコとのダイナー(=定食屋)でのやり取りを軸に進む話です。
しかし、この「やり取り」は単なる会話のやり取りではなく、命のやり取りだったりするところがこの作品の特徴。
特に前半は結構、残虐なシーンもあったりします。
絵のないラジオドラマという性格から、映像作品ほど直接的にグロテスクな表現がなされているわけではない(後日、漫画化もされています)のですが、かなりNHKらしくない作品であるのは確かです。
ちなみに原作は大藪春彦賞と日本冒険小説協会大賞を受賞しているので、一応「冒険小説」ということなのでしょうか。

平山さんについて私は全く知らなかったのですが、書評などを見るとなり独特な作品群をつくりだされている方のようです。
本ラジオドラマについては個人的には「変わった作品だなあ」と思っているうちに終わってしまった観があります。
ひょっとしたらラジオドラマではなかなか表現が難しい平山さん独自のテイストがあるのかも知れません。
ただ、「ダイナー」というキーワードでこのブログにいらっしゃる方はかなり多く、人気のある作家さんなのは確かなようです。
機会があったら是非一度平山さんの小説を読んで見たいものです。


出演者は、まず主役のオオバカナコ役を演じられたのは女優の原田夏希さん。
2004年のNHK朝の連続テレビ小説「わかば」の主人公・高原若葉役を演じられた方です。
こんなケレンミたっぷりの作品に朝ドラ女優を持ってきてしまうNHKのセンス。
素敵です(朝ドラ主演女優の青春アドベンチャー出演ついては、こちらの記事をご参照ください)。
パートナー(?)のボンベロ役はアニメを中心に多くの作品に出演されている声優の小杉十郎太さん。
1985年の「機動戦士Zガンダム」のナレーション兼ヘンケン艦長役がデビューだそうですので、ベテランの声優さんです。
とても渋い声の方ですが、多くのアニメ出演経験もあり、このような常識はずれの作品はお手の物だと思います。

制作陣は演出を担当されたのが小島史敬さん。
青春アドベンチャーでは本作が8作目の担当作ですが、2009年の「燃えよ虎の子」を除いて、なぜかカタカナのタイトルばかり(「ゴー、ゴー!チキンズ」など)。
どうでもいいことですが...
脚色は「ますもとたくや」さん
青春アドベンチャーでは初めての脚本です。
脚本化デビューはTVアニメワンピースだったそう。
本作との共通項はあるようなないような。

2018/1/8追記
この「DINER(ダイナー)」の漫画化に関する記事は<あ href="blog-entry-652.html” title=”こちら”>こちらです。

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Hirokazu
Posted byHirokazu

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