青春アドベンチャー雑記帳~オーディオドラマ・ラジオドラマの世界

NHK-FMのオーディオドラマ「青春アドベンチャー」の紹介ブログです。前身番組の「サウンド夢工房」・「アドベンチャーロード」等も含みます。一応「格付」するなど評価・評論風のことも書いていますが、堅い話はともかく雑談・脱線ありありで、オーディオドラマを中心とした楽しい世界を紹介します。リンクフリーです。

申(さる)モノにござる 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

作品:申(さる)モノにござる
番組:青春アドベンチャー
格付:A-
分類:コメディ
初出:2003年12月15日~12月19日(全5回)
作 :藤井青銅
演出:吉田努
主演:川村ひかる、福田天球

銀河連邦は、千数百年も前から、地球文明の成熟度を測るために密かに監視員を派遣している。
今年も年末になり、ヒツジに化けて人間を監視してきた監視員から、サルに化けて地球を監視する監視員への交代が行われる。
例年通り、前年の監視員だったヒツジ(に化けた監視員)がこの1年間の日本の出来事をサル(に化けた監視)に説明するようだ。
ちょっと覗いてみよう。

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青春アドベンチャーの年末の恒例だった「干支シリーズ」の1作です。
例年通り、当年の年女(川村ひかるさん)と、翌年の年男(福田天球さん)を中心に、2003年の出来事をコント仕立てで放送しました。
なお、これも例年通りですが、川村さんは前年(「迷えるお未年」)に引き続きのご出演でしたし、福田さんは翌年(「今夜はバードいこう!」)も出演することになります。
ちなみに、この2003年、川村ひかるさんは千代大海関との熱愛報道で世間をにぎわせました。
本作品「申モノにござる」の中でも「プライベートでいろいろあった」など、それを匂わせる発言があったりします。
残念ながら、2005年に破局したようですが。

さて、それはさておき、本作品でコントのネタにされた出来事は以下のとおりです。

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第1回:文化的な出来事
「鉄腕アトム誕生」「バカの壁」「スローフード」
一世を風靡した「スローフード」「スローライフ」という言葉ですが、その後あまり使われなくなりました。
そしてこの言葉を置き換えたような「ロハス」という言葉が干支シリーズで取り上げられるのは、2006年(「イノシシボンバイエ!」)のことになります。

第2回:スポーツ
「貴乃花引退」「阪神タイガースリーグ優勝」「松井・中田・中村・北島大活躍」
スマップの「世界にひとつだけの花」の替え歌で不覚にも笑ってしまいました。
愛と青春のサンバイマン」や「ゴー・ゴー!チキンズ」もそうですが、藤井青銅さんはやっぱり替え歌がうまい!
ちなみに大相撲の話題で千代大海関に全く触れていないのは、やはり川村さんへの配慮なのでしょうか。

第3回:政治経済
「マニフェスト」「シュワルツェネッガー知事誕生」「ある公団の総裁の解任」
ある公団が何だったか、すっかり忘れてしまっていました。
調べてみると、当時、道路公団総裁をしていた、藤井元建設事務次官のことのようですね。
そういえば確かに大騒ぎでした。
忘れっぽいのは自分も同じで、人のことを笑えませんね。

第4回:芸能
「綾小路きみまろ大ブレイク」「女子十二楽坊大ブレイク」「北野武の座頭市」
助さんを「ミスターヘルプ」、格さんを「ミスターランク」、そして、うっかり八兵衛を…
ここは聞いてのお楽しみ。

第5回:社会的な出来事
「オレオレ詐欺」「トリビアの泉ヒット」「TVプロデューサーによる視聴率買収問題」
オレオレ詐欺、このころから社会問題だったですね。
現在では登場後10年以上を経た「オレオレ詐欺」ですが、形を変え被害を出し続けています。
深刻な問題ですね。

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このシリーズの恒例ですが、各回の最後には12年前のヒット曲が流されます。
本作品で流された曲は以下の5曲です。

・「君がいるだけで」米米CLUB
・「部屋とYシャツと私」平松愛理
・「クリスマスキャロルの頃には」稲垣潤一
・「私がオバさんになっても」森高千里
・「晴れたらいいね」DREAMS COME TRUE

ところで、本作品の設定では「地球」の文明の成熟度を調べるはずなのに、実際に本作品で取り上げている話題はほとんどが「日本」の出来事。
この矛盾について本作品の中で自分で突っ込みを入れています。
こんな事さえネタにしてしまうなんて、さすが藤井青銅さんです。

【年忘れ青春アドベンチャー・干支シリーズの一覧】
干支一巡を大きく上回る17年間も続いた、青春アドベンチャーの年末の風物詩「干支シリーズ」の一覧はこちらです。

【藤井青銅原作・脚本・脚色の他の作品】
青春アドベンチャーの長い歴史において、最も多くの脚本と最も多くの笑いを提供しているのが脚本家・藤井青銅さんです。
こちらに藤井青銅さん関連作の一覧を作成していますので、是非、ご覧ください。




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