青春アドベンチャー雑記帳~オーディオドラマ・ラジオドラマの世界

NHK-FMのオーディオドラマ「青春アドベンチャー」の紹介ブログです。前身番組の「サウンド夢工房」・「アドベンチャーロード」等も含みます。一応「格付」するなど評価・評論風のことも書いていますが、堅い話はともかく雑談・脱線ありありで、オーディオドラマを中心とした楽しい世界を紹介します。リンクフリーです。

二分間の冒険 原作:岡田淳(青春アドベンチャー)

作品:二分間の冒険
番組:青春アドベンチャー
格付:B
分類:異世界
初出:2012年9月24日~10月5日(全10回)
原作:岡田淳
脚色:佐藤ひろみ
演出:木村明広
主演:田村睦心

小学6年生の悟は学校の運動場で出会った黒猫「ダレカ」の力で竜が支配するという異世界へと連れ去られる。
元の世界に返りたければ「この世界で最も確かなもの」を見つけなければいけないと言うダレカ。
途方にくれた悟だが、途中で出会った元の世界のクラスメートかおり(ただし悟の記憶はない)とともに竜と戦いながら、もとの世界へと帰る方法を探していく...

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私は知らなかったのですが児童文学の名作のラジオドラマ化だそうです。
老人になってしまった大人たちの行動、クラスメート達と協力する意味、そして自分にとって本当に確かなものとは何なのか。
確かに、大切なことを楽しくスリリングに、それでいて説教臭くなく教えてくれる良作だと思います。思うのですが...

...やはり大人の私には小学生の主人公に感情移入するのは無理です...
ラジオドラマでは声(本作では女性の声優さんが声を当てているので本当の小学生の声ではないのですが)が聞こえてしまう分、小説以上に覚めてしまいます。
子供が主人公の作品でも「よつばと」のように、大人と子供の目線の違いを楽しむような作品であれば十分楽しめるのですが、子供の目線にどっぷりつかって共感するのはもう私には無理です。
世界に入り込めていないと、竜を退治する方法が「なぞなぞ」(しかも結構セコイ引っ掛けだったりする)であるのもすんなりと受け入れがたいです。
ヤリ・ヘンムレンさんなら竜に勝てたかも知れないな、など意味不明なことを考えてしまいました。
ラジオドラマより先に小説に出会っていたら、または小中学生の頃にこのラジオドラマを聞いていたらもっと違った評価になったのかもしれません。
しかし、本ブログは普遍的な名作かどうかではなく、今の私の趣味にあうかどうかで評価するものですので、ファンの皆様には申し訳ありませんが、この格付けとさせていただきました。

なお、岡田淳さん原作の作品が青春アドベンチャーで取り上げられるのは、この「二分間の冒険」が初めてでしたが、後に2作品目として同じ田村睦心さん主演で「びりっかすの神さま」も取り上げられています。
こちらは比較的短い(全5回)の作品ながら、展開が読めないなかなかの良作です。
詳しくは「びりっかす神さま」の紹介記事もご覧ください。

さて、本作の主役である悟を演じるのは田村睦心さん、ヒロインのかおりを演じるのは桑島法子さんです。
桑島さんはイカロスの誕生日で主演されていますが、今作はかなり抑えた演技で、お名前を聞かなければわかりませんでした。
おふたりともプロの声優さんのようで、さすがに上手な演技です。
ナレーションの今井朋彦さんの安定感はいつもどおり。
作品としての完成度は問題ないので、設定をすんなり受け入れられる豊かな感受性をお持ちの方であれば聞き応えのある作品だと思います。




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