青春アドベンチャー雑記帳~オーディオドラマ・ラジオドラマの世界

NHK-FMのオーディオドラマ「青春アドベンチャー」の紹介ブログです。前身番組の「サウンド夢工房」・「アドベンチャーロード」等も含みます。一応「格付」するなど評価・評論風のことも書いていますが、堅い話はともかく雑談・脱線ありありで、オーディオドラマを中心とした楽しい世界を紹介します。リンクフリーです。

星雲賞・日本SF大賞受賞作つながり

【特集:青アド・ポーカー③】星雲賞・日本SF大賞受賞作つながり

このコーナーは、このブログで紹介したラジオドラマの間に、ゆるやかなつながりを見つけた際に、それをポーカーの役ができるのになぞらえて紹介しようという趣旨のものです(詳しい趣旨や趣向は、この記事をご参照下さい)。
今までの2回は出演者に関するものでしたが、今回は原作が受賞している賞に関するものです。

日本のSF界には、星雲賞と日本SF大賞というふたつの大きな賞があります。
この二つの賞は色々な面で対照的です。
例えば、星雲賞がファンが選ぶ賞であるのに対して、日本SF大賞が大御所のSF作家を中心とする選考委員が選ぶ賞。
また、星雲賞が様々なジャンルごとに賞を選んでいる(長編小説、短編小説、メディア、ノンフェクションなど)のに対して、日本SF大賞は全ジャンルの中から大賞を選ぶ形式。
そのためかわかりませんが、星雲賞(長編小説部門)と日本SF大賞の二つの賞を同時にとったことがある「作家」はたくさんいるのに、両方を受賞した「作品」は伊藤計劃さんの「ハーモニー」と栗本薫さんの「グイン・サーガ」(グイン・サーガは日本SF大賞は「特別賞」)だけです、
伊藤計劃さんは若くしてなくなられたため非常に寡作、栗本薫さんも夭折された際の記念受賞的な意味合いが強いという特殊な面があり、基本的に両方の賞を受賞するのは至難の業という、面白い状況になっています。


さて、青春アドベンチャーとこれらの賞との関係ですが、例えば小川一水さんの「イカロスの誕生日」、北野勇作さんの「昔、火星のあった場所」など、受賞経験のある作家さんの作品は多く取り上げられています。
しかし、受賞作自体はそれほど多く使われていません。
先日、「サラマンダー殲滅」を取り上げたことによって、星雲賞原作作品が3作、日本SF大賞原作作品が2作品になりましたので、「フルハウス」の役ができたと考え、ここに紹介します(その後「移動都市」追加)。

○星雲賞原作作品
 ・太陽の簒奪者(野尻抱介さん)
 ・グリーン・レクイエム(新井素子さん)
 ・永遠の森・博物館惑星(菅浩江さん)
 ・移動都市(フィリップ・リーブ)
 ・オズ(樹なつみさん)
○日本SF大賞原作作品
 ・サラマンダー殲滅(梶尾真治さん)
 ・蒲生邸事件(宮部みゆきさん)

それぞれの作品の紹介はそれぞれの記事をご覧頂きたいのですが、改めてみると、私、これらの作品に必ずしも高い格付けを付けていませんねえ。
私の趣味が少し変わっているのか、原作とラジオドラマは別物ということなのか、いずれにしても面白い傾向です。
なお、「ジュラシック・パーク」も星雲賞を受賞していますが、これはスピルバーグの映画版の受賞ですので除外しました。
また、「世界の終わりの魔法使い」の原作者の西島大介さんは星雲賞のアート部門を受賞されていますが、作品ではなく作家さんに対する賞のようなので、これも除外しています。

ちなみに、今回紹介した作品のほかに、現時点で気が付いているものだけでも、「人魚の森」(高橋留美子さん)など、他にも星雲賞を受賞しているNHKのラジオドラマがあります。
これらは今後機会があれば紹介していきたいと思います。

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次の特集は青アドポーカー第4弾「機動戦士ガンダム
出演者つながりです。
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