青春アドベンチャー雑記帳~オーディオドラマ・ラジオドラマの世界

NHK-FMのオーディオドラマ「青春アドベンチャー」の紹介ブログです。前身番組の「サウンド夢工房」・「アドベンチャーロード」等も含みます。一応「格付」するなど評価・評論風のことも書いていますが、堅い話はともかく雑談・脱線ありありで、オーディオドラマを中心とした楽しい世界を紹介します。リンクフリーです。

完璧な涙 原作:神林長平(青春アドベンチャー)

作品:完璧な涙
番組:青春アドベンチャー
格付:C+
分類:SF(その他)
初出:1997年9月8日~9月19日(全10回)
原作:神林長平
脚色:綾瀬麦彦
演出:保科義久
主演:有馬克明

遙かな未来。
300年の空白期間を経て昔の記録が失われてしまった世界。
感情を持たない少年ヒロミは、兄に誘われて赴いた遺跡で発掘された謎の自動戦車から攻撃を受ける。
「旅族」の娘マキとともに、どこまでも追いかけてくる戦車から逃げるヒロミ。
ヒロミとマキの終わりのない逃避行は、やがて感情と時間を巡る不思議な冒険へとつながっていく。

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さて、2013年3月5日に亡くなられた納谷悟朗さんを追悼する企画の第2回目(1回目はこちら)。
今回は「完璧な涙」を取り上げます。
ちなみに予定を変更してこの特集は第3回目の「虹を操る少年」に続きます。
さて、納谷さんが最も縦横無尽に活躍されている青春アドベンチャーの作品は前回紹介した「ロスト・ワールド」だと思います。
その他、「ロスト・ワールド」の記事の中で納谷さんのその他の主な出演作も書きましたが、それ以外の他の作品にも意外と少しづつ出演されています。
昔まで遡ると、アドベンチャーロード時代の「ハートでジャンプ!」や「長く孤独な狙撃」にも出演されていたと思います。

さて、今回取り上げる「完璧な涙」はSF作家・神林長平さん原作の作品です。
神林さんといえば「戦闘妖精雪風」、そして「敵は海賊」。
というかそれしか読んだことがないのですが。
本作は神林さんらしい本格SFで、感情のない青年の前に次々と現れる不思議な場面、自ら思考し行動する謎の戦車、感情と時間、過去と未来についての哲学的なテーマなど、幻想的で形而上的な内容が印象的な作品です。
途中で主人公が死んで?しまったり、突然現代日本の場面になったり、とても意外性のある展開の作品でもあります。
...ただし、私には少々、難しすぎました。
正直いいまして、何度聞いても途中で寝てしまいます。
何度か聴いているはずなのですが、全編を一個所も寝ないで聴き通したことは皆無。
どうも私、人間が即物的に出来ているようでして、お恥ずかしい話しです。

従って、内容についての難しい考察は出来ないので、いきなり出演者の紹介です。
主人公のヒロミは有馬克明さん、ヒロインのマキは天野由梨さんが演じていらっしゃいます。
有馬さんは、「織田優成」名義の作品も含めて多数の青春アドベンチャー作品に出演されています(アクアリウムの夜王の眠る丘など)が、本ブログで出演作品を紹介するのは初めてかも知れません。
一方の天野さんも「小惑星美術館」にも出演されています。
そしてナレーションは「ルパン三世」の十三代目石川五ェ門役で有名な井上真樹夫さんです。
五ェ門役の時はコテコテの演技ですが、ナレーションをするときは明るく明朗な語り口で、さすがにプロだけあって使い分けが上手いです。
アドベンチャーロード時代の「サハラの涙」「もしかして時代劇」などでもナレーションをしています。
そして、井上さんとの関係でいえば、物語の終盤である第8話の最後に突然に登場する新しい出演者が何と小林清志さんというサプライズ。
小林さんといえば「ルパン三世」の次元大介役。
ルパン三世の相棒二人を演じた方が揃い踏みの作品なのです。
そして更なるサプライズは第9話で訪れます。
何と納谷悟朗さんの登場。
もちろん納谷さんは「ルパン三世」の銭形警部役。
ちなみに納谷さんの本作における出演は第9話だけ。
何とも贅沢な使い方です。
その他、自動戦車役の郷里大輔さんを含め、この作品はアニメでお馴染みの声優さんが多数出演する作品です。
なお、青春アドベンチャー系の作品に出演されている、アニメ「ルパン三世」関係の声優さんを別途、特集記事にしています。こちらの記事も是非ご覧ください。

【保科義久さん演出の他の作品】
紹介作品数が多いため、専用の記事を設けています。
名作、迷作、様々取りそろっています。
こちらを是非、ご覧ください。





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